【現役管理者が教える】褥瘡予防(床ずれ)予防 なんで褥瘡なんて…と思ったら

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僕のおばあちゃん仙骨?に

褥瘡(床ずれ)ができちゃった…

てっさん
てっさん

それは大変!

褥瘡は放置していると

骨が見えてきたり、腐った

してしまって、手術しないと

いけないこともあるんだ!

えっ?

褥瘡ってそんなことになるの?

どうにかならないかな?

 

家で介護を行っている人も、施設で介護をお願いしていても褥瘡は、出来てしまうことがあります。

原因は様々ありますが、大きな要因になること。これだけは気を付けてほしいことなどが分かるよう

に説明していきます。

この記事を読むことで以下のことがわかります。
・褥瘡の原因になること
・褥瘡にはステージがある
・褥瘡ができやすい場所
・褥瘡にならないようにする予防
・褥瘡になった時の対応方法
読むことによって習得できる情報
・褥瘡の原因は4つ!
・『圧迫』 『摩擦』 『不潔と湿気』 『状態低下』・ステージは4段階
・『ステージⅠ~Ⅳ』で目安が分かる。・予防を4つご紹介
・『ポジショニング』 『摩擦を減らし皮膚の負担軽減』
・『清潔を保つ』   『用具をつかって予防』・褥瘡のステージで対応は変わる
・『ステージⅠ』~『ステージⅣ』では対応方法は変わってくる

 

てっさん
てっさん

詳しくは下にスクロール!

 

 

 

目次

褥瘡の原因はこれだ!

  • 皮膚への継続的な圧迫  
  • 皮膚への摩擦
  • 皮膚が、不潔湿気がある
  • 全身の状態低下

 

てっさん
てっさん

基本は4つ!

圧迫、摩擦、不潔と湿気、状態低下!

この原因を覚えておくことはとっても

重要になっているよ!

 

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皮膚への継続的な圧迫

褥瘡になる要因に圧迫があります。

圧迫と言っても手や物だけではありません。

自分自身の体重が圧迫になることもあります。

長時間、同じ体勢で寝具の重みや自身の体重で負担がかかって

いる部分に褥瘡になりやすくなります。

てっさん
てっさん

圧迫はものだけではなくて

自分の体重でも圧迫されるよ!

 

 

皮膚への摩擦、ずれ

皮膚への摩擦は、シールのしわ、パジャマのしわ移動時のずれ

ベッドのギャッチアップの時や座る時のずり落ちなどで摩擦

が褥瘡の原因になります。

てっさん
てっさん

しわ、擦れることは、

褥瘡の原因になるよ!

 

 

皮膚が、不潔で湿気がある

皮膚が不潔で湿気が増える状態は、パッド内に、おしっこをした状態、

汗をかいている状態を言います。

特にパッド内の湿気は、とても多くあり、普通のパンツよりも湿気が溜まりやすい

状態になることで、褥瘡の原因になる場合があります。

てっさん
てっさん

パッド内のおしっこや汗などで

湿気が増えたり、不潔になりやすいよ!

 

 

全身の状態低下

全身の状態低下は、『栄養状態の低下』 『血行障害』 『運動』 『感覚障害』

『皮膚や筋肉の低下』 『皮下脂肪の退化』などが原因になります。

てっさん
てっさん

栄養状態や血行障害による

原因が多いぞ!

 

褥瘡にはステージがある。なりやすい箇所

褥瘡にはステージがあります。

初期症状は、肌に赤みが見られます。進行していくと内出血や水疱なが見られるようになります。

重症化していくと、皮膚が死滅していき、皮下脂肪、筋肉、骨まで傷が広がってしまい、より治りにくい状態になってしまいます。

そして、そこから細菌などが入ることによって感染症を合併していまい、最悪死に至ることもあります。

NPUAP(米国褥瘡諮問委員会)のステージ分類
ステージI 皮膚に圧迫しても消えない発赤(ほっせき)や皮内出血などがみられる
ステージII 「ステージI」の床ずれに摩擦力が働き、表皮が剥離して真皮層が露出したり、
水疱などができたりしている
ステージIII 組織欠陥が皮下組織に及んでいる
ステージIV 組織欠陥が筋膜を超えて筋肉や骨、腱などにまで至り、感染を伴いやすい

が4段階のステージになります。

特にステージⅢ以上になると手術をしなければならないことも十分にあります。

また、なりやすい箇所もあります。

仰向けの場合
  • 後頭部
  • 肩甲骨部
  • 脊柱部
  • 仙骨部
  • 踵骨部

などがあります。

てっさん
てっさん

特に仙骨は、骨が出ていることに

よって褥瘡になることがあるぞ!

横向きの場合
  • 肩関節
  • 肘関節
  • 大転子部
  • 膝関節
  • くるぶし

などがあります。

てっさん
てっさん

お尻付近にもできることもあるから

注意が必要だぞ!

 

 

褥瘡予防は4つ!

褥瘡は予防することができます。

予防っと言っても100%予防することは出来ません。

昔は褥瘡は介護をしている人がなまけたことによって出来るものと思われていましたが、

今では、褥瘡は『病気』と捉えられるようになりました。

全身の状態低下でも話をしましたが、栄養状態の低下、血行障害などによる状態と

身体の状態(骨が出ているなど)で起こってしまうことが分かった来ました。

その為、どんなによい介護を行っていたとしても褥瘡はその人の状態でなる可能性があるもの

と思うようにしてください。

ですが、予防はしなければ、より一層褥瘡になる確率が高くなってしまいます。

ポジショニング

褥瘡は好発部位によて、身体の同じ部分に長時間の圧迫が

かかることによっておきてしまいます。

ですので、長時間圧迫しないように定期的に身体の向きを変えてあげることが大切です。

もし赤みが見られた時には、その部分が圧迫しないように

体位変換やポジショニングを変更するようにしてください。

てっさん
てっさん

体位変換の時間は2~3時間

家で見ている方は、体位変換付きの

ベッドをお勧めします!

 

摩擦やずれを防ぐ

身体を動かす時には、皮膚の摩擦を減らす為、引きずらないで、持ち上げることを意識しましょう。

また、ベッド上で身体を移動する時には、滑りやすいスライディングボードなどを使用するようにしましょう。

そして、シーツ、パジャマなどのしわの縫い目は、皮膚に直接当たらないようにしましょう。

てっさん
てっさん

しわを伸ばす!

引きずらないで持ち上げる!

イメージだけでも変わります!

 

身体の清潔

おしっこや汗が皮膚につくことによって、皮膚へ刺激が伝わることもあります。

その為、いつも清潔にしておくことも重要になります。

パッドなどにおしっこが出ている。便が出ているなどがあれば、出来る限り交換することも重要になります。

そして、入浴の時など、結構をよくする為に浴槽の中に入ったりすることも

大切になりますが、ここで注意しなければならないのが、しっかりと水分をふき取ることが

大切になります。

湿気があることによって、皮膚が弱くなり、褥瘡の原因となる場合もあります。

てっさん
てっさん

細目にパッド交換!

細目にきれいにする!

家で見ている方は、無理のない範囲で

きれいにしてあげる!

褥瘡予防用具を活用する。

スライディングボードやエアマットレス、クッションなど体圧を分散させる用具を活用することによって予防できます。

てっさん
てっさん

おすすめの用具も紹介するから

スクロール!スクロール!

ステージごとの対応の仕方

ステージごとによって、対応できるもの、対応できないものがあります。

素人では、きちんと判断できないことが多いので、一度、病院へ行くことが大切に

なっています。

素人の勝手な判断で、家族であったり、利用者の状態を決めつけることによって

すぐに治っていたはずのものが、時間がかかってしまうこともありますので、

必ず医師、看護師へ見てもらうようにしましょう。

 

 

 

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