僕も早くバタバタ動けるように
なりたいな!!
それはダメよ!
なんでかわかる?
えっ?
なんでダメなの?
介護施設では職員がバタバタを動いてることが多くあります。
そうすることによってどんな問題が起きるでしょうか!
そして、円滑に進めるにはどんな方法があるでしょうか
目次
利用者様が不穏に?
職員がバタバタと動いているとご利用様が不穏になります。
人で不足なので、急いでしないといけないことなどがあり、どうしてもバタバタ動かないといけないことがありますが、それはNG!
ご利用様は雰囲気などに敏感です。いつもと違ったこと、職員がイライラしていることなどは、敏感に反応してしまいます。
ですので、『僕も、私もなにかしないと…』と思ってしまい、立位、歩行が出来ない方が動いてしまうことはよくあります。
ですので、バタバタ動くのはやめましょう。
職員も不穏に?
当然、職員も不穏になります。
利用者様が不穏になると動くと職員も余計動かないといけなくなります。
そうするとイライラしたり、言葉が悪くなったり、ちょっとしたミスをしたりといつも以上に時間が掛かってしまうこともあります。
時間がかかると『もうこんな時間?!』と余計イライラ、焦りに繋がりってしまう悪循環に陥ります。
ゆっくり業務をしよう
どんなに急いでするよりも、落ち着いてゆっくり業務をした方が、早く終わることもあります。
それは、心に余裕が出来るからです。
心の余裕がないとちょっとしたミスで時間が掛かる反面、ゆっくりすると『これとこれ一緒にすれば早い』といいアイデアが生まれるかもしれません。※急いでいるとそんなアイデアも出てきません。
ですので、心の余裕をもってゆっくりと業務をするようにしましょう。
『人がいない』『急遽休んだ』『至急しなければならないことが増えた』などサービス業ならではの問題も出てきます。
そういった場合にはどうすればいいでしょうか
人がいない場合
介護施設では、人員不足が深刻な問題になっています。
ですので、ときどき2人でしないといけないことが1人で、5人ですることが3人でしないといけないこともあります。
そういった場合には、1人と複数人では方法は異なります。
複数人の場合
複数いる場合には、1人リーダーを決めましょう。決めることによって、個々考えではなくて団体の考えになります。
個々の考えも必要になることもありますが、リーダーに助言、アドバイスなどを行い、リーダーが判断するといった風にすれば、円滑に業務を行うことが出来ます。
また、3人以上の場合には、リーダーの他にタイムキーパーを設けるとより円滑に進めることが出来ます。
時間内に仕事をしないといけないこともありますので、タイムキーパーがしっかりと時間の把握をして、リーダーに伝える。
伝えられたリーダーは全体を見ながら、どういう風に業務をしていくか考えるといった様にできます。
・2名の場合は1人リーダーにする。
・3名以上の場合はタイムキーパーを設け、リーダーに伝える。→伝えられた時間で、全体を把握しながら的確に指示を出す。
・しっかりと声を出して、情報共有をする。
・アドバイス助言をしっかり共有する。
・個々それぞれで勝手な行動をしない。
・沈黙で仕事はしないでください。
・思ったこと、アドバイスを言わないと伝わりません。
1人の場合
1人の場合は、自らが判断しなければなりません。複数人の場合とは、勝手が違います。
ですが、複数人の意見をまとめる時間がない分、スムーズにできる場合もあります。
取り掛かる前に、シミュレーション!を心がけましょう。
行き当たりばったりはNG!しっかりと計画を立ててから動きましょう。
それでも、上手い計画が立てれない時には、先輩、上司、同僚の意見も積極的に取り入れましょう。
そうすれば、一人では思いつかなかったアイデア、アドバイスがもられるかもしれません。
・事前にシミュレーションをする。
・一人で抱え込まないで意見を求める。
・時間配分にも気を付けて!!
・行き当たりばったりにならない
・無理な計画ではないかもう一度確認する。
・リスクには細心の注意をする。
最後に
冒頭でも言いましたが、介護業界は、慢性的な人手不足です。
今は人が居たとしても、翌月、翌々月には、職員がいないこともよくあります。
楽を知ってしまうと、急に忙しくなるだけで、心に余裕を持てなくて、イライラしたり、バタバタしたり、場合によっては利用様に当たってしまうことがあるかもしれません。
そうなると自分自身も『なんでこんなこと言ったんだろう』と後悔するかもしれません。
その後悔をしないようにしっかりと業務は落ち着いて、ゆっくり行いましょう。
ゆっくりはダラダラとは違いますので、注意してくださいね。
これを読んで、もし参考になれると幸いです。
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