介護施設では、行事、レクリエーションを企画する機会がよくあります。その方法がわからない。〇月はなにも行事がないけどなにをすればわからないなど様々な問題がでることがあります。そういった場合どうやって、立案すればよいか説明していきます。
目次
あなたにはできる行事の企画を作成方法。
行事はどのように立てられよいでしょうか!
まずは、紐づけることが必要です。例えば、5月は母の日があります。母の日に繋げればいいいのです。
『それなら私もできる』
そうです。誰にでもできますよね?
けど特になにも無い月もあります。そういった場合は、どうすればよいでしょうかとても簡単です。それは、なにも繋げればよいのです。行事とは、利用者に楽しんでもらうために行っているなので、季節にあえば「ドライブ」「〇〇会」でもいいのです。一番使い勝手がいいのが、「お楽しみ会」です。
お楽しみ会ってなにするの?
お楽しみ会は、基本なんでもいいのです。『基本は』です。
基本的にお楽しみ会は、レクリエーションの延長線と考える人がいますが、それは違います。きちんと計画を立てて行うことが大切になります。計画を立てることによって、進行がスムーズに行うことができるので、れっきとした行事に変化します。
計画の立て方はどうすればいいか
計画を立てるには、まず、主軸となることが必要になります。例えば、レクリエーションを主軸にする場合、利用者のレベルごとにチームを分けておくといいでしょう。何故かと言うと利用者全員が楽しむが目的だからです。
自立組、車いす組、寝たきり組に分けることによって、職員配置しやすくなります。自立組は、1名、車いすは2名という風にすれば、転倒、転落予防になります。
また、職員を増やすことによって、身体的差を減らせる効果があります。
『人が多い施設なら、いいけど小規模なら人数が確保できない』
こともあると思います。そういった場合には、
人数が確保できない場合には、どうすればいいの
時間を分ける
そういった場合には、時間を分けて行うのも方法の一つです。
小規模の場合、午前、午後に分けて行うことができる場合が多いです。午前は、車いすチーム、午後は自立チームで分けてもいいと思います。また、車いすチームでも、上肢レベルが高い人もいるので、そういった人は、午前、午後ともに参加してもらってもいいでしょう。
日にち分ける
時間を分けることができないのであれば日にちを分けることも方法の一つです。
日にちを分けることによって、その日の負担分散を行うことができますが、問題として、担当職員の負担が増えることが挙げられます。その問題があったとしても、日にちを分けることで、利用者一人ひとりの状態がしやすいことが利点で、一気に行うよりは、方法によっては、仕事量が減る場合もあります。
人数を調整する。
行う内容を自立組、車いす組の2チームだけに合わせて、寝たきり組は、除外してしまう方法があります。そうすることによって、行事を組みやすくなりますので、行ってみるのもいいでしょうが、その代わりに、寝たきり組にも雰囲気だけでも味わってもらう為、数分だけでも参加できるようにすることは忘れないようにしましょう。寝たきりの方も耳は聞こえる人はいますので、しっかりと数分参加してもらいましょう。
計画には休憩時間もいれて
よくありがちなミスとして、内容を入れすぎてしまい、休憩時間を考慮していないパターンがあります。ずっとレクリエーションをしていると日々動いていない利用者急に動くと疲れてしまうのは、わかると思います。そうならないように、まずは、動く時間、休憩の時間をしっかりと考えておく必要があります。休憩時間ですが、
水分など飲み物を飲む場合は10分
飲み物とおやつを出す場合は15分
飲まない場合は5分
上記の時間は必ず取るようにしましょう。また、逆に時間が余ってしまう場合があります。そういった場合には
時間が余る時には
行事を行うにあたって、時間が余ってしまう場合もあります。特に新人から中堅あたりは正直多いです。
事前に何個か準備しておくことをお勧めします。事前準備さえしていれば、グダグダにならずに、スムーズに移行することができます。そして、もし準備しているものを使わなくても次の行事で使うことができるので、考えておくとよいでしょう。
最後に
行事は利用者のために行うものです。それを忘れずに、準備をするようにしましょう。そしてなんとなくではなく、行事の意味、どういった理由でするのかも考えることによって、利用者の身体、精神の良い影響を与えれるかもしれませんので、しっかりと考えて行うようにしましょう。
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