【介護】不穏時の対応≪日中編≫

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介護の現場では、利用者様が不穏になられることがありますが、その時の介護側の対応が間違えていることが多くみられます。利用者が不穏になると介護者側もイライラしてしまうこともあります。そうならないようにどうすればいいでしょうか

 

目次

不穏時の対応方法

利用者が不穏になった際は、どういった理由かでも対応の方法が変わります。帰宅願望があるのか、それともトイレに行きたいのか、それとも不安の中で不穏になるのかなど様々な理由がありますが、その際に一緒に不穏になってしまう職員もいます。そうするとお互い不穏がぶつかり合い余計に不穏という波が大きくなってしまいます。そうならい為にはまず介護者側が落ち着いて対応する必要があります。そうしないとぶつかり合う不穏の波を消すことは出来ません。

『そんなことは知ってる』『他に方法はないのか』とよく職員に言われることがありますが、実際落ち着いて対応を出来ている職員は少ないです。

様々な職員と関わってきましたが基本、利用者様に対して、“ため口” “上から言葉” を使っている人は多くいます。

当たり前のことですが、利用者様は職員よりも年配者です。そういう人に対しての言葉遣いで不穏になられる方もいます。『利用者様によってはその方がいい』と言う人もいますが、それは誰が思ったことですか?

ため口などを使わなくても利用者様とのコミュニケーションは取ることができますよね?また、敬語を使っても固くなるかならないかは、言葉のイントネーションの変化で補うことは可能ですので、言葉がけは必ず敬語を使いましょう。敬語を使えたら

 

まずは落ち着いて

転倒リスクがある人が何度も立ち上がったり、トイレを何回も行ったりすると介護者側もイライラしてしまうのはわかりますが、まずは落ち着いてください。イライラは相手に伝わります。そういった負のオーラは認知症の方は敏感に反応してしまいますので、イライラを抑える為に、まず深呼吸をしてください。

 

 

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言葉がけ

 

優しく対応することが基本ですが、同調してあげることで、利用者の不穏は軽減することが多くあります。

そして、相手が不安に思っていることをしっかりと傾聴して、寄り添いましょう。

 

態度

 

態度は言葉よりも露骨にでます。『嫌だな』『めんどくさい』などを思っているとそれは態度に出ます。自分ではそんな態度を取っていないと思っていても、態度に出てしまう人は多いので注意してください。

それこそ、まずは深呼吸をして目を閉じてから態度しましょう。

 

10分の時間を利用者に

 

不穏利用者に対して10分利用者に対応をあげることはできませんか?『○○さん座ってて』『○○さんやめて』だけを言ってその場を離れようとする職員がいますが、たった10分を側で話をするだけでその後の業務進行は変わります。10分という短い時間をその人に関わるだけでも不穏の軽減が見られたり、立ち上がったり回数が減ったりします。トータル的に同じ時間を使うにしてもバタバタになるのとならないとでは、心の余裕も変わります。

まずは、10分の時間を利用者との時間に変えるのもいい手ではないでしょうか

 

レクリエーションも活用して

レクリエーションをすると利用者の不穏が無くなるのは、基本です。レクリエーションの充実がない施設ほど利用者の不穏度は高い気がします。レクリエーションが充実している施設の不穏者はいない訳ではありませんが、ずっとTVとにらめっこの施設よりは不穏の度合いが変わりますので少し先ほど言った10分をレクリエーションにつかってみませんか

 

 

最後に

日中、不穏になられる利用者必ずいますが、職員の対応次第で変化することをしっかり理解して対応していきましょう。

 

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